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2024.03.13
コラム

くつろぎは 愛だ

去る2024年3月 京都みやこめっせで行われた
「京都インターナショナルギフトショー2024」
京都知恵産業フェアのブースに出展いたしました。

くつろぎは 愛だ

これは今回のキャッチコピー

洛中高岡屋のミッションにもありますが
「こまやかな手仕事でくつろぎをお届けする」
そんな仕事がしたくて 日々活動している私たち

言い換えたら、くつろぎにとことんこだわる
そんな会社なのです

会議の中でも何度となく出てくる「くつろぎ」というワード

「それって、いったいどんなくつろぎをお届けできるのん?」
「こんなふうにしたら、みんなもっとくつろいでもらえるのちゃう?」

社長は創業100年の記念の年に
私たちのお届けする「くつろぎの道具」を
「寛具」と名付けました

「寛具」とは

創業以来つくってきた寝具が「寝るためのもの」
だとすると、
「ごろ寝」「おじゃみ」「せんべい」などの
洛中高岡屋のオリジナル商品たちは、
もう「寝具」というカテゴリーには収まらなくなってきました
そうして生まれた言葉が「寛具」なのです

ひとつひとつ手仕事でつくる思いを込めた商品で
こころからくつろいでもらいたい。
こまやかな手仕事で
とことんくつろぎにこだわったものづくりをして、
みなさまにくつろいで笑顔になってもらいたい

くつろぐための道具
それが、「寛具」なのです
(寛具の「寛」はくつろぐという字です)

私たちがものづくりをしていく上で
絶対にブレずにありたいことが
「くつろぎ」という言葉の中に秘められているのです

ものづくりをしていく中で
いろいろなニーズに応えようと迷走しそうになることもあります
そんな時は必ず
この「くつろぎ」という根っこに戻ってきたいと思います

わたしたちは
こころをこめて、くつろいだ笑顔のために
寛具をつくるのです

さて、何度も連呼した「くつろぎ」って
いったい なんでしょう?

どんなときにくつろげますか?
なにを思い描くとくつろぐのでしょうか?

たいせつな何かを思うとき
たいせつな何かを願うとき
たいせつな何かを感じるとき

ただただ疲れて、バタンと寝落ちしても
くつろいだ、とはいえない

でも、疲れたとき
自分を支えてくれる何かがあったら
どうでしょうか

家族でも、ペットでも
友人でも、恋人でもいい

自分を支えてくれるもの

ある女性がこんなことを話していました

「私は、おじゃみに顔をうずめて寝転ぶの
かなしいことや、腹立ったことなんかすべておじゃみにもっていってもらってね、
そして、わたしのどんなところも受け止めてくれるおじゃみって
なんて愛しいのだろうって、そんなふうに思うの」

めっちゃ、おじゃみLOVER

でも、実は
わたしたちの寛具を
そんなふうに「くつろぎの相棒」にしてくれているひと
いろんなところにいてくださるのです

くつろぎは 愛だ
声を大きくして言いたい

たいせつに思うからくつろいでもらいたい
たいせつだからくつろぎたい

ほらね、「くつろぎ」という言葉は
「愛」とセットになっていると思いませんか?

今回のギフトショーでは
ちいさな、ちいさなたいせつなものに
くつろいでもらうための提案をしてみました

愛をこめて
くつろいでほしいと願うきもちで

京都から、今日も
くつろぎをお届けするものづくり
続けていきます

愛をこめて

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