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えほんの森「ふゆのよるのおくりもの」
2022.12.16
コラム

おじゃみキッズ えほんの森では
せんべい®でねんねしていた「赤ちゃん」が
自分の足で歩き始める「こども」時代の
素敵な絵本をご紹介していきます。

第7回目は
「ふゆのよるのおくりもの」 芭蕉みどり さく・え ポプラ社

 

今回ご紹介する本は、
1989年にシリーズ1作目
「おたんじょうびのおくりもの」が刊行されて以来
世代を超えて愛されてきた
ふたごのねずみティモシーとサラのシリーズより
「ふゆのよるのおくりもの」

クリスマスが近づいてきたこの時期ならではのえほんです。

芭蕉みどりさんのえほんの世界は
その愛らしく、隅々まで優しさの溢れる絵が魅力です
いつまでも、何度でも
細々としたところまで見入ってしまい
いつのまにかえほんの世界に引き込まれていきます

この暖炉の前に座りたいな
とか
このお料理一緒に食べたいな
とか

もみの木売り場で選んだ
車に入りきらなかったもみの木の香りさえも
してきそうな気がするのです

こどもたちにとってはもちろんのこと
おとなにとっても、何かクリスマスって特別ですよね

ここかしこで見られるクリスマスのデコレーション
街は年末に向けてと、いうこともあるのですが

どこか、そわそわ、ウキウキ

おうちクリスマスは、
ツリーをひっぱり出して来るところから
始まります
アドベントカレンダーを毎日開けたり
シュトーレンを少しずつ切って食べたり

大切な人への贈り物を選んだり
クリスマスの日のご馳走のメニューを考えたり

コロナ禍というかつてない時代を経験してきた私たちの世代ですが
そんな中でもクリスマスは、
大切にしたかったことの1つだったのかもしれません

こどもたちにとっての一大事は
何と言ってもサンタさん

サンタさんがくださるプレゼント!

いい子にしてなきゃもらえないよ
イブの夜は早く寝なきゃ、サンタさん行ってしまうよ

ワクワク
ドキドキして
サンタさんの来るのを待っていたこどものころ

みなさんは小さな頃
サンタさんにお手紙を書いたことはありませんか?
寒い中来てくださるサンタさんに
おもてなしをしよう!
そう思いついたことはありませんか?

ティモシーとサラのように

イブにお家を離れるようなことになった時
サンタさんが見つけてくないのではないかと

心配したこと、なかったですか?

サンタさんは
サンタさんを信じる人のところにしか来ない

今でもそう思っています。

こどもの頃
まくらもとにそっと置かれたプレゼントを見て

サンタさん、わたしのところに来てくれた!
みんなが言ってたこと本当だった!

そんなふゆの夜の奇跡を
キラキラしたこころのときめきを

情報溢れる現代のこどもたちにも
感じて欲しいなと心から思います

まっさらなこどもの心を守れるのは
そばにいるおとなたち

今年のクリスマスも
世界中でたくさんのこどもたちが
そんな魔法をかけてもらえますように

かけがえのない
こども時代の思い出となりますように

サンタを信じるこどもと、おとなたちへ
メリークリスマス

おじゃみキッズのプロモーションビデオは
こちらからご覧になってください。

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