column
コラム
おじゃみキッズえほんの森では
せんべい®でねんねしていた「赤ちゃん」が、
自分の足で歩き始める「こども」時代の
素敵な絵本をご紹介していきます。
第2回目は
「くまのこポーロ」(前田まゆみ 作・絵)
「くまのおかあさんはね
こぐまがひとりだちするとき
きいちごのしげみにつれていくんだ。
そして こぐまがたべているあいだに
そっと いなくなるのさ」
「このお話は、マタギと呼ばれる東北地方の漁師さんの間に伝わる
「いちご落とし」または「いちご放し」という伝承をもとに描きました。」
(作者 あとがきより)
ポーロはくまのこです。
プリンという妹と一緒に生まれました。
この絵本では、小さかったくまのこが
お母さんのもとを離れひとり立ちしていくようすが描かれています。
この本を読むと
赤ちゃんだった娘が
それまで母である私のそばを決して離れようとしなかったのに
あるとき、あっさりと友達のところに駆け寄っていく。
後ろも振り向かずに。
そんな小さなひとり立ちの瞬間が蘇ります。
何かに夢中になって遊んでいる間に、用事をするためそばを離れようとした時も
おばあちゃんに預けて、こっそり出かけようとした時も
必ず気付いて、私の後を追いかけてきた頃がありました
小さな娘の、小さな世界の
絶対的な居場所が私のそばだったのです。
でも、手を振りほどいて駆け出していってしまうときは
必ずやってくるのです。
後追いをして、抱きついてきた時の
自分を一番頼りにしてくれていると感じた甘い時間。
もしあなたのお子さんが今そんなふうだとしたら
お母さんのもとをうるさいくらいに後追いしているとしたら
それは、実は宝物のような時間なのですよ。
いっぱい愛情をそそいで、
安心して外の世界に出かけていけるように
振りほどいて走り出したこどもの背中にエールを送ってあげましょう。
ポーロとプリンのきょうだい
おんなのこのプリンの方がちょっぴり大胆
おとこのこのポーロは
どこかで赤ちゃんでなくなっていく自分を感じ、
ほんのすこし不安になったりします。
小さな不安が
思い切ってふみだした一歩でかき消された時に
ポーロは心から晴れ晴れと
ひとりで歩いてみたいと思うのです。
ポーロはもう振り返りません。
そして、そんなポーロたちを
お母さんは見送っています。
りっぱに育ったことを
みんなに自慢したい気持ちでいっぱいで。
じぶんの居場所を
じぶんで見つける。
赤ちゃんから「こども」へ
一歩成長したキッズたちにお届けしたい寛具があります。
おじゃみキッズ 学と習。
自分の足で歩み始めたこどもたちを
いつでもあたたかく応援できる大人でいたいですね。
「くまのこポーロ」主婦の友社
前田まゆみ 作・絵
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